Pineのゴミ箱

バイク、ゴルフ、カメラなど、日々思ったことを無責任に書き綴ります

はじめてのディズニーランド撮影

ディズニーランドに行きました!

これまで訪れた中で最高のフォトジェニックスポットです!

勿論、張り切ってEOS M3を持っていきました!

コロナによる入場制限の影響で「ここ本当にディズニーランド?」っていうくらい空いていて一杯アトラクション乗れて楽しかったです!

そして撮影はと言うと、、、全然、ダメでした。。。

その日、1番のショットはキャストの人にiPhoneで撮影してもらった家族写真という体たらく。。。


なにも考えずにAVモード

「屋外だからシャッター速度が足りなくなることはないだろう」と深く考えずにAVモードに設定して、そのまま放置してました。これが第1の失敗です。

ズームレンズを使っていたのでズームリングを動かすたびにF値はコロコロ変化し、実は結構、絞った値になってました。そんな中、天気は曇りだったり、屋外と言えども屋根の下はさらに光量不足だったりでシャッター速度はかなり遅くなっていました。一方、メインの被写体である子供は動きます。被写体ボケ連発です。

暗い写真は現像ソフトで明るくできますがボケた写真は捨てるしかありません。TVモードにしておくべきでした。


いつものまにかISO 12800固定

ISO設定は入場直後にAutoにしました。

帰宅後、写真をチェックしてたら午後に撮影した写真が光量が十分ある場所でもザラザラしてることに気づきました。なんでこんなにISOが高いんだろうとカメラの設定を確認したら知らぬ間にISOが12800固定になってました。持ち運んでいる間にISOを変更するダイヤルが意図せずに回ってしまったようです。勿体ない。。。


最近、ちゃんと撮影してなかった

いずれの失敗も普段からカメラを使っていれば気づいて修正できたはずです。子供がいると細かい写真のチェックはできませんが、なんとなくF値、シャッター速度、ISOの3つの露出設定はどこかで意識しているものです。変な露出になっていることに帰るまで気づかないということはなかったと思います。

実は夏に入ってからカメラをほとんど使ってませんでした。夏は子供の水筒や虫除けなど荷物が増えます。だからカメラは持ち歩かずにiPhoneで撮影してました。運動会やハロウィーンなどのイベントではカメラを使いましたが、暫く使ってなかったせいで感覚が鈍っていたようです。

先日、公園でMモードで撮影してたらすぐに露出を意識できるようになりました。しばらくカメラから離れたらMモードで練習するのがよいと思いました。


よかったこと

今回はEF-M11-22mmとEF-M55-200mmの2本を持っていきました。 EF-M18-150mm 1本にするかどうか悩みましたが、このレンズ選択は正しかったです。

基本はEF-M11-22mmをつけっぱなしでした。 経験上、テーマパークでは建造物などの背景を写真に収めるために超広角を多用します。 子連れでフットワークが多用できないときはなおさら超広角に頼りたくなります。 EF-M11-22mmは他のEFMズームレンズと比較して超広角の歪みが少なくきれいな写真が取れます。

ただしパレードやショーではEF-M11-22mmでは足りません。 そういうときはEF-M55-200mmに交換します。 200mmあればお立ち台の上のミッキーも大きく写せます。 パレードやショーは少し待ち時間があるので余裕を持って交換できました。

初めての水族館撮影

先日、子供と水族館に行きました。EOS M3にEF-M18-150mmをつけていきました。

結論から言うと全然、ダメでした。


ほとんど撮影できず

子供が怖がって「抱っこ!抱っこ!」状態になってしまい前半は全くカメラを操作できず。

逆に後半には場馴れしすぎて勝手にヒョコヒョコ人混みの中に消えていってしまうので手が離せない、目が離せない。

結局、ほとんど撮影できませんでした。


なかなかシャッターが切れない

AFフレームを魚に合わせてシャッターボタンを押してもなかなかシャッターが切れません。合焦しなかったり、適正露出が得られなかったりと理由はその時々と違いましたが、つまるところ原因は暗いことです。

思ったより暗いことは撮影開始直後に気づいたので対策としてシャッター速度を多少の手ブレを覚悟して1/40秒まで上げていました。また、ISO感度はオートで、自動調整可能なISO感度上限値はM3の限界である12800に設定しました。それでも絞りの開放が足りませんでした。露出ダイヤルで露出を少し落とせばもう少しシャッター切れたかなぁ。。。明るい標準ズームレンズ欲しいなぁ。。。お金ないなぁ。。。

次からは屋外を中心に撮影します。屋内でも明るくてコントラスのある水槽はいけるかもしれません。


手ブレ?ピンぼけ?

なにかの偶然で合焦&適正露出が得られてめでたくシャッターが切れたこともありました。しかし折角撮影できた写真を確認するとモヤっとしたものが多数。がっかりです。

手ブレか被写体ボケかピンぼけか鑑定する能力は持ち合わせていませんがシャッター速度から考えると手ブレの可能性が大です。手持ちでスローシャッターで撮影するなら脇を締めることは大事だと思います。


日の丸構図ばかり

偶然、シャッターが切れるまで中央のAFフレームで魚の目を必死に追いかけていたので魚の目を中心とした日の丸構図ばかりになりました。日の丸構図自体は悪くありませんが、そればかりでは面白くありません。

AFフレームを予め左右に動かしておけばよかったのかな?それとも顔+追尾優先AFで魚の目をタッチして追尾させればよかったのかな?魚が動いて目が隠れたら顔+追尾優先AFでは追尾できません。でも魚が向きを変えたらどちらでも対応できないな。


MFにチャレンジして傷を広げる

AFの合焦が遅いし、日の丸構図に固定されてしまうのでMFを試しました。

結果はピンボケだらけです。AFで偶然、合焦するのを待った方が出来高はよかったです。


背景をもっと工夫したい

背景に水槽の構造などが映るとがっかり。折角、水族館が見せ方を工夫してくれているので、それを生かしたきれいな写真にしたいものです。


他にもやりたかったこと

大きな水槽の前の人だかりをシルエットにしたりとか、大型魚の流し撮りとかしたかったなぁ。。。


まとめ

全体的にだめだめでした。ここに掲載できる写真もありません。次から以下のことに気をつけます。

  • 屋外を狙う
  • 屋内で撮影するときは明るくてコントラストのある水槽を狙う
  • 屋内では手ブレに厳重注意
  • 無粋な構造物が映らないようにする

スピードライトEL-100を買いました

我が家はちょっと暗いです。生活する分には全く問題ない明るさなのですが撮影するにはちょっと明るさが足りません。家の中で撮影した写真の映りが良くないことは前々からの悩みで、クリップオンフラッシュが欲しいなぁと思ってました。そして遂に購入しました。購入したのはキャノン純正のスピードライトEL-100です。

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スピードライト EX270 II

EOS M3用のフラッシュを検討したときまず出てきたのはスピードライト EX270 IIでした。小型で、廉価で、スレーブとしても動けるスグレモノ。ネットでは高評価でした。すでに生産終了になっていますが生産終了になったEOS M3を使っているので気になりません。

ただ首を縦方向にしか触れない点は気になりました。これではカメラを横に構えたときの壁バウンスや、縦に構えたときの天井バウンスが使えません。家の中で壁や天井のバウンスを多用するつもりだったのでこの点は引っかかりました。


スピードライトEL-100

生産終了になったスピードライト EX270 IIの代わりに今、キャノンのクリップオンフラッシュのエントリーモデルになっているのがスピードライトEL-100です。スピードライト EX270 IIより少し大きく、ガイドナンバーが少し低く、値段は高く、しかもEOS M3のスレーブとして動くことはできないっぽいです。

悪いことだらけのように聞こえますがこちらは首を横方向にも振ることができるという大きなメリットがあります。

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これなら壁バウンスと天井バウンスをカメラの縦横に関係なく常に使うことができます。自分がやりたいことがそれなのでスピードライトEL-100を選びました。


感想

10枚ほど撮影しましたがいいですね。子供の顔が明るく映るようになりました。小物も素敵に写せます。フラッシュを買って大正解でした。

首が横方向に動くことには早速、助けられてます。小物撮影でカメラを横に構えて天井バウンスさせたら変な影ができて暗かったのでフラッシュの首を横に振って壁バウンスに切り替えたらとてもきれいな写真になったことがありました。スピードライト EX270 IIだったら詰んでました。よい選択だったと思います。

もう少し使い込んだらまたレビューを書きたい思います。

EOS M3で屋内スポーツ撮影

バスケットボールのプロリーグ、Bリーグを見に行きました。EOS M3も持っていきました。


200mm(APSC)だと厳しい

EF-M55-200mmを持っていきました。フルサイズ換算で最大300mm。EF-Mマウントでは最も大きい望遠レンズです。

感想としては200mmでは足りませんでした。クロップ前提なら撮影できなくはなかったですが、迫力ある写真を撮るにはもう少し望遠側が欲しかったです。

EOS M用のテレコンとかあればいいなと思って探してみました。しかし純正も非純正も見つかりません。ではEOS Mで超望遠が欲しい人はどうしているのでしょう?

ブログなどを調べてみると「望遠のEFレンズ」+「EFレンズ用のエクステンダ」+「EF/EF-M変換マウントアダプタ」という構成で利用しているようです。えー、、、それはフルサイズ持ってる人しかできないでしょ。。。コスパを考えると超望遠コンデジ買った方がいいかな。。。


ゴール裏がおすすめ?

試合を見るならコートの横が人気ですが、写真撮影に関して言えばゴール裏の方がいい気がしました。ゴールが邪魔になることもありますが、攻撃側の選手の顔がはっきり写せます。またタイムアウト中のベンチの様子もはっきり写せました。そういえばプロカメラマンの人ってゴール下に沢山、座ってますよね。


AFが遅かった

激しく動いている選手に合わせるのがEOS M3では難しいのは理解できます。でもフリースローなどでほぼ停止している人を撮影するにもモタつくときがありました。意外と屋内で暗かったり、ユニフォームのコントラストが乏しかったりでEOS M3の像面位相差AFには厳しかったようです。

暗い屋内で激しく動くスポーツの撮影は大変だということがわかりました。プロカメラマンが大砲のようなカメラをぶら下げてるのも納得です。

マニュアルフォーカスレンズで撮影した写真の現像

七工匠の35mmマニュアルフォーカスレンズを1ヶ月ほど使用しました。撮ってばかりで現像してませんでしたが、この正月休みに溜まっていたRAWファイルを一気にDPP4で現像しました。


ピンボケ連発

予想していましたがやはりピンボケ写真が多かったです。カメラのモニターではピントがあっているように見えてもパソコンの画面で確認すると結構ずれてたりします。修行が必要です。子供の写真なんかはボカしたいけど、保険目的で少し絞った方がよいかもしれません。


デジタルレンズオプティマイザ非対応

DPP4の目玉の1つであるデジタルレンズオプティマイザが利用できるのか心配でしたが、やはりだめでした。デジタルレンズオプティマイザは純正レンズのみ対応しています。残念。


レンズの収差はどうする?

気にしないことにしました。

安物ズームレンズのような強い歪みは見受けられません。安くても単焦点レンズだからでしょうか。これだけでも嬉しいです。

四隅の色が気になったり、逆光で色が変になるときもありますが、これは個性と受け入れることにしました。バカだから直し方がわからないですし、練習用の激安レンズになんでもかんでも求めてはいけないと思います。それよりこのマニュアル感とボケ具合を楽しもうと思います。


写真の出来栄え

35mmという画角は便利な画角です。また非常に明るいので暗い室内でもきれいに撮影でき、手持ちのEF-Mマウント標準ズームレンズでは撮影できないような写真を撮ることができました。時折、変な色になりますが練習用の激安レンズだと思えば悪くありません。

問題は少しでも動く被写体に対しては成功率が非常に低いことと、突然のシャッターチャンスに弱いことです。MF拡大表示機能を使わずにもっと素早くピントや被写界深度を合わせる必要があります。そのためには単に撮影を重ねるだけでなくピント合わせに特化した練習が必要だと感じました。よい練習方法を探して実践したい思います。

マニュアルフォーカスレンズ買いました

七工匠という中国メーカーのレンズを買いました。35mm単焦点で、F値はF/1.2〜F/16。オートフォーカス機能はありません。マニュアルフォーカスのみです。

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七工匠


購入した動機は色々です。

ピントについて考えたり調べたりしている中でマニュアルフォーカスを経験したいと思いました。

標準レンズはEF40mm F2.8 STMを持っていますがコンバーター付きで使うのが面倒になり、もっと明るいEF-Mマウントの標準レンズが欲しくなりました。

EF-MシリーズにはEF-M32mm F1.4 STMがありますが私の感覚では結構大きいので買っても使うか不安です。

そんなとき見つけたのがこのレンズです。EF-Mマウントで圧倒的に明るくて小振りな上にお手頃な価格。思わずポチってしまいました。


まだ届いたばかりですがカメラにつけっぱなしにしています。ここ数ヶ月間、メインで使っていたEF-M15-45mmは押入れでお休み中です。保護フィルターをつけたらメタル製レンズキャップがはまらなくなったので余っていたCanonのレンズキャップをつけました。

開放状態の方がピントを合わせやすいのと、久々にボケた写真を撮れるのが楽しくて、ほぼ常時絞り開放状態で使ってます。ピント合わせには先日、偶然発見したMF拡大表示機能を利用してます。ばっちりピントが合いますが、動く被写体相手には厳しいです。拡大表示なしでバシッと合わせられるようになりたいです。MFピーキングも有効にしていますが精度が低いような気がして、参考程度に見ています。

このレンズには被写界深度目盛りがついてます。最初は見方がわからず、色々調べてようやく理解できました。風景写真でパンフォーカスにしたいときには便利だと思います。他にも距離目盛りなど最近のAF用レンズにはついていないものがついていて、レンズの特性を目で見て体感できます。マニュアルフォーカスレンズ面白いです。

ピンボケ写真を量産していますが、ピントが合ったときはいい写真が撮れているようです。成功率を上げることと、DPPやLightroomで周辺部の光量落ちや歪みに対してどこまで補正できるかが次の課題です。

ミラーレス EOS M3のAF技術

AFについて考える中でEOS M3で採用されているAF技術について調べてみました。位相差AFとか像面位相差AFとか非常に興味深いのですがちゃんと理解できていませんし、長文になるのでここではハイブリッドCMOS AF IIIと測距点についてのみ記載します。


ハイブリッドCMOS AF III

EOS M3のAFは「ハイブリッドCMOS AF III」といいます。

「ハイブリッド」とは「像面位相差AF」と「コントラストAF」という2つの合焦方式を併用していることを指します。「像面位相差AF」は合焦速度が速いことがメリットですが暗所に弱いというデメリットがあります。一方、「コントラストAF」はその逆で暗所に強いですがAF速度が遅いです。EOS M3は状況によってこの2つを使い分けて合焦します。

撮像用画素とAF用画素は別々で、CMOSセンサーの撮像用画素の間にAF用画素を配置されています。AF用画素がある分、CMOSセンサー上の撮影用画素が少なくなってしまうので画質が低下すると言われています。

後継モデルであるEOS M5、EOS M6では1つの画素がAF用としても撮像用としても利用できるデュアルピクセルAFという方式を採用しており、AF性能と画質が向上しています。デュアルピクセルAFはEOS M3には搭載されていません。


測距点49

測距点とはオートフォーカスでピントを合わせることができるポイントです。スマホなどで撮影していると全く意識しませんがカメラはピントを合わせることができるところが決まっているのです。EOS M3には測距点が縦に7、横に7で合計49箇所あります。

EOS M3のAFフレームは7 x 7以上に細かく動かすことができますが、AFフレームの動く単位は測距点の位置と1対1で対応していません。AFフレームは細かく動かすことができますが測距できるのはあくまで 7 x 7の49箇所です。

一昔前の一眼レフの測距点が10未満だったそうです。高級機ではないEOS M3が49もの測距点を持つことが可能となった理由はEOS M3が採用している像面位相差AFにあります。像面位相差AFは一眼レフに採用されている位相差AFより測距点を増やしやすいという特徴があるのです。

EOS M3は画面の縦80%、横70%で測距可能です。画面の端には測距点がないため測距ができない点に注意が必要です。